理事長挨拶 Message

我々の理念
Caring and Sharing~ ケア、そして価値観の共有へ

監査法人の社会的使命、存在意義は財務情報の信頼性を確保することです。この社会的使命を全うするために、私たちは被監査会社とのコミュニケーションを大切にしています。どんなに困難な環境下においても私たちは被監査会社との意思疎通を常に心がけ、ケア(Caring)を怠りません。このような地道な働きかけの積み重ねは、やがて相互の価値観の共有(Sharing)を醸成します。価値観の共有は、安易な迎合を意味するものではなく、被監査会社との意見の対立を未然に防ぎ、真の意味における高度な監査品質の実現を達成します。結果として財務情報の信頼性の確保という社会的使命を全うすることにつながります。

監査法人にとって唯一無二の財産は人財です。私たち公認会計士に求められるのは、単なる会計・監査の知識ではなく、財務情報の信頼性の確保という社会的使命を全うしようとする強い姿勢と不断の覚悟です。情熱に溢れる優れた人財を育て、社会的使命を全うすることによって広く社会に貢献していく、これが私たちの目指す監査法人です。

それゆえ、構成員とのコミュニケーションも重要であると考えています。構成員に寄り添い(Caring)、風通しの良い組織であることが良好な人間関係を生み、適確な情報に基づいた価値観の共有(Sharing)を促進します。この価値観の共有により、構成員とともに監査法人としても成長してくことを目指します。
構成員に寄り添うとは、個々の能力を思う存分に発揮できるような組織風土を醸成することと考えます。ワークライフバランスもその一つのアプローチであると言えます。監査を取巻く環境が多様化・複雑化していく中、ITテクノロジーを最大限活用し、ワークライフバランスをさらに推進してくことで、構成員との「ケア、そして価値観の共有」を実現していきます。

被監査会社及び構成員に対して常にCaringとSharingを心がけています。財務情報の信頼性の確保という社会的使命を全うするために、私たちはこれからも惜しみない努力を続けて参ります。

東陽監査法人 理事長浅川 昭久