IFRS(国際財務報告基準)は、国際的に統一した会計基準としてIASB(国際会計基準審議会)によって制定され、EU地域における適用後、多くの国で導入されています。日本国内では、2010年3月期から上場企業の連結財務諸表にIFRSの任意適用が認められ、IFRSを適用する企業が年々増加しております。IFRS導入には一定のコストが生じると考えられますが、グループ会社の業績管理、海外の同業他社との比較や投資家をはじめとする利害関係者への説明が容易になるといったメリットが多いことがその背景にあると考えられます。
私たち東陽監査法人は、IFRS導入済み企業及び導入を目指す企業に対して、Crowe Globalのネットワークを活用し、IFRSに基づく財務諸表の監査やIFRS導入サポートを行います。
東陽監査法人では、IFRSに基づく財務諸表の監査対応やIFRS導入支援、最新のIFRSの動向に関する調査研究を担当する部署としてIFRSアドバイザリー部を設置しており、現在約30名の専門スタッフが所属しています。IFRSアドバイザリー部では、IFRSの各基準を7つに分類し(基本、資産、負債、金融、収益、組織、開示)、この7分野をメンバー約3名ずつで担当することによって専門性を高めています。東陽監査法人は、関与先のIFRS導入に備えて、法人内での継続的な研修の実施や海外の提携法人であるCrowe Globalのネットワークを活用して、IFRSの専門的知識を有する人材の育成に努めています。IFRS導入済み企業及び導入を目指す企業の監査チームには、担当メンバーに加えてIFRSアドバイザリー部のメンバーを積極的に配員する方針を掲げています。IFRS の適用・解釈について監査チームへのサポートを行い、IFRS に関する審査に関しては、監査チームの判断をまず IFRS アドバイザリー部が検討し、その後審査部にて最終的な判断を行います。
東陽監査法人はIFRS導入において様々な経験・ノウハウを蓄積しており、IFRS導入を支援するために「影響度分析ツール」を独自に開発しています。「影響度分析ツール」ではIFRSと日本基準との違いを取りまとめているだけではなく、IFRS導入した場合の業務プロセスや情報システムへの影響分析を行うことができます。この「影響度分析ツール」を用いることによって、IFRS導入作業を効率的かつ効果的に進められるものと確信しています。また、東陽監査法人はCrowe GlobalのIFRS導入のノウハウも活用することができます。Crowe Globalのデータベースの活用により、効率的かつ効果的にIFRS導入が図られ、IFRS導入コストの削減にも貢献します。
きめ細やかで質の高いことはもちろんのこと、法人内外とのコミュニケーションを重視した監査を実践しています。
グローバルレベルの保証水準による財務諸表監査業務や、海外進出支援サービス、英文アドバイザリーサービスを行っています。
経験豊かな公認会計士を中心とした監査チームを組成し、株式公開(IPO)のための財務諸表監査を行っています。
学校法人分野に関する長年の経験と実績に基づき、多種多様な専門的サービスを提供できる体制を整備しています。
非営利法人分野における、会計監査・運営支援・会計指導などきめ細やかなサービス及び情報等を提供しています。
M&A、フォレンジック、事業再生、コンプライアンス・内部統制といった分野における専門的サービスを提供しています。